みなさんこんにちは!
スマホ修理のEye Smartです。
最近では格安SIMキャリアもeSIM対応がすっかりと浸透し、対応機種の幅がグンと広がったため、「スマホを安く運用する」ハードルもかなり下がってきたように見受けられます。
そのため、特にAndroid端末をMVNO契約とセットでリーズナブルに入手しやすくなってきていますね。
故にAndroid端末の購入自体がカジュアルなイメージとなってきつつあるなか、Xperiaシリーズのように10万円台クラスのAndroid端末も支持され続けているのもまた事実。
そこで今回は高級Android端末のなかでも、特に国産スマートフォンとして馴染み深いXperiaシリーズのフラッグシップモデル「Xperia 1 V」の魅力に迫ります。
Xperia 1 V の基本スペック

画像引用元:価格.comマガジン
Xperia 1 Vの基本スペックは、以下の通りとなっています。
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
ROM | 256/512GB |
RAM | 12/16GB |
ディスプレイ | 6.5インチ 4K 有機EL |
カメラ性能 | メイン 望遠-1200万画素 広角-4800万画素 超広角-1200万画素/フロント1200万画素 |
サイズと重量 | 71 x 165 x 8.3mm 187g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
充電 | いたわり充電/ワイアレス充電 対応 |
防水 | IPX5/IPX8 |
防塵 | IP6X |
基本的なスペックだけ見ても「さすがはフラッグシップ」といった数字を見せていますね。
しかし、Xperia 1 Vの真の魅力はスペックの数字ではありません。
では、Xperia 1 Vは以下にしてハイスペックであり、魅力的なのか。
もう少し掘り下げて解説いたします。
新世センサー「Exmor T for mobile」とは?

画像引用元:ソニーストア
この度リリースされたXperia 1 Vの大きな魅力といえば、やっぱりカメラの大幅スペックアップ!
Xperia 1 VはこれまでのXperiaシリーズの機種に比べ、
- 低ノイズで鮮明な撮影
- オートフォーカス性能の向上
- より自然な色彩の表現
が可能となりました。
これらのスペックアップを可能にしているのが、一眼レフカメラにも採用されている「Exmor T for mobile」という技術です。
Exmor T for mobileはCMOSイメージセンサーと呼ばれるものの一種で、従来のセンサーよりも光を集めやすいセンサーとなっています。
これは「トランジスタ」や「ダイオード」と呼ばれる電子部品に工夫をこなすことにより実現されており、ハードウェアレベルにて確実な高精度・高品質な撮影を可能としました。
AI × 4Kで高画質動画撮影

画像引用元:ソニーストア
SONYが独自開発した高画質化エンジン「X1」と、自社ブランドの大型テレビ「ブラビア」から技術が継承された4K有機ELディスプレイにより、Xperia 1 Vは動画をより美しく再生・撮影することが可能となりました。
また、そこに映し出される画像を自然な色合いで再生・撮影するためにAI技術も採用。
高精度撮影を支援する機能「S-Cinetone for mobile」も組み合わせれば、まるでプロが撮影したかのような高品質な動画撮影も目指せます。
Xperia 1 Vの動画撮影スペックが高い!

画像引用元:ソニーストア
Xperia 1 Vがもつスペックは、特に動画処理において能力を発揮します。
そのスペックを更に引き出すのが、
- Videography Pro
- Video Creator
の2つの機能です。
Videography Proでプロ並みの撮影

画像引用元:ソニーストア
「Videography Pro」は、動画撮影に関する設定を細かく調整できる機能です。
単体のアプリではなく、カメラアプリなどの機能として組み込まれています。
Videography Proで設定できる主な項目として、
- シャッタースピード(1/8000〜1/30までの15段階)
- ISO感度
- 明るさ(AE)
- ホワイトバランス(WB)
- フォーカス(マニュアル/オート)
- ズーム倍率
があります。
これらを更に細かく調整することで、より理想の品質で映像を撮影することが可能となります。
Video CreatorでカンタンにVlogが始められる

画像引用元:テックオフ
「Video Creator」は、撮影した動画を選び、あとは「おまかせ編集」を選ぶだけでBGMや動画の尺を自動編集してくれるアプリです。
スペックこそプロ仕様のXperia 1 Vですが、搭載される機能の中ではかなりカジュアルなものですね。
YouTubeショートなどの流行により、文章や画像に加えてVlogなど動画投稿も身近になりつつある今、幅広いユーザー層で重宝しそうなアプリです。
Xperia 1 Vはこんな人にオススメ!

画像引用元:価格.com
マルチメディア全般においても、高いスペックを持つXperia 1 V
機種変更などでオススメしたいのは、次のような方です!
- インスタをよく使う人
- Vlogを初めてみたい人
- 音楽系サブスクを楽しみたい人
詳しく解説してまいりましょう。
インスタをよく使う人
Xperia 1 Vの格段にスペックアップしたカメラ性能を、画像投稿系SNSに活かさない手はありません!
これまでにお話ししたとおり、Xperia 1 Vのカメラ性能はただ解像度が高いだけでなく、AI処理によって「人間が見やすい」「楽しみやすい」という観点からの高画質を実現しています。
Xperia 1 Vのように、画質を「人間が見た時の印象」にこだわったモデルは、Instagramなどでの画像投稿を楽しまれている方にこそオススメしたいです。
Vlogを初めてみたい人
また、最近はYouTubeショートやTikTokのブームをきっかけに「Vlog」も少しずつ浸透し始めていますね。
Vlogとは、これまでブログやSNSでは文章が主だった情報発信を、動画を主として発信するコンテンツのことです。
これは先ほど紹介した「Video Creator」によってカンタンにコンテンツが作れることもありますが、搭載できるSDカードがなんと1TBまで対応しているというのも理由の一つです。
特に、初期のiPhoneを使っていた方なら経験があるかもしれませんが、動画はとにかく本体容量を消費します!
おそらくは、これが原因でiCloudの課金を悩んだ方も多いはず。
しかし、1TBもの容量を増設できるとなると、容量を気にすることなく夢中で動画撮影ができますね!
まだ1TBサイズのSDカードも3,000〜4,000程度と少し良いお値段ですが、普段から動画も撮影される方であれば買って損はないと思います。
音楽系サブスクを楽しみたい人
Xperia 1 Vは画質だけでなく、もちろん音響にも他のスマートフォンに一線を画す
こだわりを見せています。
何より、本体側のスピーカーでの高音質を実現させているのは、Xperiaらしいこだわりではないでしょうか?
Xperia 1 Vのスピーカーには、クリアで臨場感あふれるサウンドを実現するため、本格的なアンプを搭載しています。
そのクリアサウンドを実現しているのが、SONY独自の技術である「360 Reality Audio」
その名の通り、360度どこにいても音源の方向を気にすることなく、クリアな音質で音楽を楽しむことができます。
マルチメディア×ネットに特化した国産スマホ「Xperia」
日本国内ではフラッグシップスマートフォンとしての歴史も長く、Android端末としては安定の選択肢であり、その信頼性も確かなもの。
乗り換え端末の選択肢として、エンターテインメントに重点を置きたい方はもちろんのこと。
「ちょっとAndroidも試してみようかな」という方にも、一度は手に取っていただきたい端末です。
Xperia 1 Vの凄さまとめ
今回は、SONYの新作スマホ「Xperia 1 V」の魅力について、お話ししました。
- 魅力その1:明るさ・色彩の精密な制御を可能としたセンサー「Exmor T for mobile」
- 魅力その2:自然なホワイトバランスを実現するAIを搭載(もしかしたら加工なしでもOK?)
- 魅力その3:今日からプロ並み撮影&Vlogも目指せる、動画向け便利機能
- 魅力その4:クリアな臨場感を目指した本体スピーカー
実はXperiaも一時期、イヤホンジャック非搭載の時期がありました。
私が知る機種ですと、「Xperia XZ2」などがそうですね。
しかし、最近のXperiaはやはり「高音質を楽しむ」というコンセプトに原点回帰し、
イヤホンジャックが搭載されているのも、また魅力。
トレンドに「流される」のではなく、らしさを「追求する」
そのコンセプトを貫くスタイルが、Xperiaの真のカッコ良さではないでしょうか。