万一に備えてのデータバックアップ。
最近ではCD-RやDVD-Rへの書き込みよりも、専用ストレージへの記録がポピュラーのようですね。
特に、USBメモリより信頼性の高い「外付けSSD」を選ぶ方が多いようです。
その外付けSSDも色々と進化を見せている様子。
そこで今回は、賢い外付けSSDの選び方を解説します。
【2023年最新】外付けSSDを選ぶときの基本
ここでは、外付けSSDを選ぶ前に知っておきたい前提知識について解説します。
容量
外付けSSDにはいくつか記憶容量の規格があり、2023年現在ですと
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
といった規格が多く見られます。
1TBは1024GBですので、512GB二つ分の容量となります。
容量の目安として、WordやExcelで作成した書類を保存するのであれば128GBで十分、256GBになると使い切れないぐらいです。
対して、主に写真を保存するのであれば256GBくらいあったほうが良いでしょう。
また、動画を保存するのであれば512GB以上は余裕が欲しいところです。
転送速度
外付けSSDを選ぶときは、保存できる容量の他にPCからストレージへの転送の速さもチェックしておきましょう。
少し面倒かもしれませんが、ストレージによってコピー速度が異なってくるので、ここは忘れずに確認してください。
大容量のストレージを安く入手でき、コスパが良いと思ったら転送速度が遅く、いつまで経ってもコピーが終わらないという話も稀にあるくらいです。
転送速度は「500MB/s」や「1000MB/秒」といった形で、1秒間にどれだけのデータをコピーできるかを表記しています。
単位がMBとなっていますが、1MB(メガバイト)は約1000分の1GBとなります。
多少わかりにくいですが、目安として400〜500MB/秒くらいが一般的、1GB単位になると優秀と捉えておきましょう。
携帯性
保存したデータを外出先でも使用する場合、大きさや重さといった面からの携帯性も考慮する必要があります。
持ち歩く機会が多い方におすすめなのが、スティックタイプ。
これまでも、データを記憶・持ち歩きする用途としてポピュラーだったUSBメモリと同等の形であるため、とても使いやすいタイプとなっています。
最近はUSBメモリより更に小さく、まるでBluetooth子機のような大きさのものまで登場しています。
PCのストレージがすぐにいっぱいになる!
外づけSSDを購入する理由として、しばし「PCのストレージ容量が小さくて、あまり本体に保存できないから」という声を聞きます。
この場合、外付けストレージの購入は一時的な暫定処置となる場合がほとんどです。
確かに本体にデータを保存しなければ、OSやアプリ以上の容量は必要ありません。
しかし、OSやアプリ自体のアップデートのための容量がいずれ必要となります。
PC本体のストレージ容量に不自由を感じているのであれば、まず内蔵ストレージの換装ができないか、専門店に相談してみましょう。
おすすめ外付けSSD5選!
これから外付けSSDを購入したい人向けに、おすすめのモデルを5つ紹介します。
MOVE SPEED 外付けSSD
おすすめポイント
接続端子がUSB Type-AとType-Cの両対応であるため、パソコン5でもスマホでも両方使えます。
PCで作成したデータをタブレットのGoogle Documentsで閲覧したり、スマホで撮影した画像をそのままバックアップするのに便利ですね。
本体も金属製ということで、耐久性抜群でカッコイイ!
価格:2,980円〜(税込)
BUFFALO ポータブルSSD 500GB
おすすめポイント
スティック型SSDのなかでも、比較的コスパの良いモデルです。
動画や大量の画像のバックアップも安心してできる500GBの容量で4,000円台はお買い得!
端子がスライド式でキャップレスなのも、キャップを無くしてしまう心配がなくていいですね。
使いやすいモデルをお探しの方にオススメです。
価格:4,450円(税込)
BUFFALO SSD 外付け 250GB 極小
おすすめポイント
突起部分が2cm以下!今トレンドの極小タイプSSDです。
極小タイプはまだ高額となる傾向にありますが、容量控えめであれば1万円以下で購入可能です。
主にWordやExcel、PDF資料などを保存される方に、USBメモリ代わりとしておすすめのモデルです。
価格:5,980円(税込)
ELECOM SSD 外付け 1TB
おすすめポイント
極小でかつ1TBモデルであれば、2万円を切るこちらのモデルがおすすめです。
接続する機器がUSB3.2に対応していれば、最大5Gbpsの高速データ転送も可能ですので、長い動画ファイルや高画質画像のバックアップも便利に行えます。
クリエイターであれば、一つ持っておきたいですね。
価格:18,630円(税込)
KIOXIA SSD 外付け 1TB
おすすめポイント
コスパも良くて実用性重視のものをひとつピックアップしてみました。
実は1TBでしかもスティックタイプですと、最初に取り上げた「MOVE SPEED」の1TBモデルの方が安いのですが、実用面でこちらをお勧めしたいのはセキュリティ面が理由。
専用のツールでデータをパスワードロックかけられますので、特に持ち出しをされる方にはおすすめしたいですね。
価格:10,980円(税込)
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
- 外付けSSDを購入するときは「容量」「転送速度」「携帯性」をチェック
- 最近のトレンドはスティック型
- 外出先で使用するならセキュリティツール付きがおすすめ
- PC本体の保存容量に困る場合は、まずそちらの対応を
Eye Smartでは、PCのSSD換装も受け付けております。
お使いのPCのストレージが狭くて使いにくい、すぐに容量がいっぱいになるなどでお困りの際は、是非ともご相談ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。